2017年02月27日

稲妻ピラー

クルーザーにお乗りの方から、こんなご依頼をいただいた。

シートが寝すぎていて、ペダリングしずらいからサドルを拳一個分前に出したい。
だから、稲妻型にしてほしい。

写真の車体は当店在庫の固定ギアままちゃり。
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シートが寝ていてゆったり乗るのがかっこいいのになぁ~、
と思っていたが、作って車体につけてみると意外といいな、コレ。


元のシートピラー。
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これを切断し、クロモリパイプを入れます。
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突き合わせをザグり、水抜き穴もきっちり開けます。
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仮付け。
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本付けします。
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まだまだ作業は続きます。

追加したパイプの両端の空洞をふさぐため、鉄板で蓋。
ロウを回します。
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次に補強板を追加します。
おそらくこのまま乗ったら、折れるか曲がるかするはずなので。

3mm厚の鉄板から、適当な形状を削り出します。

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付きました。
補強板は左右2枚ずつ、多少スタウトメンが乗っても大丈夫、、なはず!
ヤグラのボルトを開け閉めするためのアレンキーの邪魔にはなりません。
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軽く仕上げて完成・・・っ!

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補強板が入ったことで、稲妻感は薄れましたが、いかがでしょうか?

雷鳴轟く、稲妻ピラー、ライトニングシートポスト!

喜んでお受けします!


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2017年02月26日

2017.02.25 房総サイクリング

冬から春にかけての房総はいい。

・鴨川以南は東京より2~3°暖かい気がする。
・空っ風も山の中に入ってしまえば、緩い。
・標高も高くて300メートル、寒いときの登りは辛いので、体にもいい。
・車やサイクリストも少ないので静か。
・杉林が少なく、雑木林が多いので、花粉症は楽。
・林道が多く残ってる、ルートバリエションが多い。


いいとこづくめの南房総、M澤ちゃん、O田さんをつれて行ってきた。



起点は市原市最深部、高滝湖。
駐車場には困らない。

花粉対策で完全武装のO田さんとM澤ちゃん。
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久留里経由で、長狭街道まで出る。
緩いアップダウンが続く。国道と県道はキツい登りはあまりない。

長狭街道沿いのコンビニ。
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内房から外房まで房総南部を、西から東まで貫く、イケてる林道。
嶺岡林道まで上がる途中に、棚田が連なる。

大山千枚田。

静かで牧歌的な風景が広がる。
いくつか、カフェや食事処があるので、そのうちの一つで昼飯。
米麺を食べる。

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嶺岡林道経由で鴨川に下りようかと思ったが、
時間的に厳しいということもあり、
長狭街道に戻り、天津、海沿いに出る。

晴れの予報がなにやら、雲行きが怪しくなってきた。。
降るなよ~。。

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安房小湊から県民の森(数キロの登り)経由で、
養老渓谷を通り、高滝まで行くルート。

残り30キロくらい。基本丘陵地帯なのでアップダウン

これまで結構アップダウンがあり、
ゆっくり走ったとはいえ、徐々に足に。。
O田さんがんばれ~

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さっきの怪しい雲から雨がぽつり。。結構強くなってきた。
木陰でとりあえず雨宿りして、アメッシュで確認するも、これは止まないだろうと判断し、
進むことに。


しかし見事に鴨川、勝浦近辺のみにかかる、スポット雨雲。
なにかの呪いなのか?
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県民の森から養老渓谷方面へ下る林道。スリリングでいけてます。
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結局、高滝まで、呪いの雨は降りっぱなし。
ついた瞬間上がってた、なんなんだよ一体!?

冬場の雨はしんどいが、まあ外で遊ぶていうのはこういうもんです。

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ガラケーでガーミン系を一切持っていない私。
今回からGPSロガーを投入したので、ルートの事後確認できるように。うれしい。

商品名 アイ ガット ユー
浮気の疑念がある相手の鞄に忍ばせられる、小さくて軽いすごいやつ。
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以下が今回のルート。
110キロくらいかな?






2017年02月17日

カムバック カラミータ

事故車のカラミータ。

前輪から正面衝突をすると、大抵こういう逝き方をする。
ヘッドチューブには下にひねるような力が加わり、トップチューブ・ダウンチューブの上部が破断。
溶接の肉盛り部分はつよいので、そこが外れることはあまりない。

今回はそれ以外のパイプとフォークは無事だった。
丈夫と言われるスチールパイプだが、
力の逃げない衝突の仕方をすれば、割と簡単に折れる。

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それを今回再生を、とのご依頼。

まず、破断して使えないパイプは取り除く。
ついでなんで、トップ、ダウンの他、ヘッドチューブも新しくします。

取り外したヘッドチューブ。
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今回はラグレスフレーム。
取り外しは、単純にグラインダーで切り外し、フレーム側に残った溶接痕も邪魔なので綺麗につるっとさせます。

BBハンガー。
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トップチューブとシートチューブの接合部。
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後ろ半分のみになりました。
今回はオリジナルスケルトンに復元しますが、
ちょっとアレンジすることも可能です。
正直オリジナルのスケルトンをみると、イマイチなことも結構有るので。
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ジグにセット。トップチューブを仮付けします。
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ちなみにこういった場合も、最初に必ず製図をします。
各所の角度を割り出し、仮付け、本溶接のたびに確認、ずれがあれば修正しながら、
同じように後の作業を進めます。

本溶接後。
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新しく用意したヘッドチューブ。

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ざぐり前のダウンチューブ。
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溶接後。
自転車の形になりました。

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あとは小物をつけていきます。
ブレーキのアウター受けとWレバー台座。

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前三角が完成した後の薄い部分への火入れは、極力抑えたいので、
ここからは使用温度帯が低い、銀ロウを使用します。

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完成です!

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仕上げもつるっを仕上げます。
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後は塗装、組み付けのみ。
お客さん、女性ですが随分と渋い色の選択をされました。
こういうトーンが抑えめのフレームカラーは、パーツの色が何でも合わせやすいので、
色々試せていいですね。


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組み付け後。


事故車の持ち込みは本当に増えた。

毎日自転車に乗るが、ままちゃり、スポーツ車限らず、もうちょっと走り方考えようぜ、てのが多い。
過失割合からいうと、今までは対自動車でいえば圧倒的に自動車側が不利。
でも最近では少しその辺の保険屋さんの対応が変わってきているっぽい。


ちょっと前、渋谷の道玄坂。
R246方面から渋谷駅方面へ、一台の軽トラ。時速35キロくらい。
その後ろ5メートルくらい後を一台のクロスバイク。ライダーは外国人。速度は同じくらい。
道路の状況は路上駐車だらけ。

ある路地を入ろうと、軽トラはブレーキをかけ左折。ウィンカーは出していた。短かったけど。
自分の目の前だったが、左折しようとする軽トラにその外国人は突っ込んだ。
たいした怪我は無さそうだが、転倒し前輪が大破。
外国人は軽トラに「ファーック」と怒鳴り、速攻で示談に持ち込み、目の前の自転車屋へドライバーとともに入っていった。。

もちろん、ドライバーにも非があると思う。
しかし、路上駐車の多い道玄坂。
配達や荷下ろし、客を拾うタクシーなど、この辺りの道は状況が悪い。
このような状況で何かあったときに制動できない速度で、逃げ場がない左側すれすれを走るのは、
自分が事故の直接原因でなくとも、巻き込まれるリスクは高い。

事故の際、立場の弱いドライバー。
転倒した自転車は気の毒だとは思ったが、味方になる気は全く起きない。


ということで、安全運転で二度と事故に巻き込まれないように、
気をつけて乗ってくださいね~!

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2017年02月13日

料金のご案内

2017年2月現在、料金表です。

フレーム &  フォーク 料金表(税別)
カイセイ022、タンゲチャンピオンNo.2158,000円~安価で丈夫なパイプ、スタンダードになります。
タンゲプレステージ170,000円~焼き入れ、軽量ですが肉薄過ぎず、扱い易◎
コロンバススピリット218,000円~超軽量焼き入れイプ。フォークはコロンバスカーボン。
 
パイプは車種・乗り方・体重などによりそれぞれ最適なものがあります。
ヒアリングの元、パイプの特性をご説明の上、選定させて頂きます。
ご相談ください!




小物取り付け・改造・修理等 料金表(税別)
前三角 パイプ差し替え(一本につき)20,000円~
フレーム狂いとり9,000円~
チェーンステー差し替え(一本につき)25,000円~
シートステー差し替え(一本につき)10,000円~
リアエンド差し替え(一箇所)18,000円~
ISOディスクブレーキ台座取り付け フロント10,500円 
ISOディスクブレーキ台座取り付け リア (補強ブリッジ取り付け込み)10,500円
カンチブレーキまたはVブレーキ台座取り付け6,500円
ブレーキキャリパーブリッジ取り付け5,500円
フォークコラム延長5,500円
内装穴取り付け(一箇所)3,000円
ダボ穴取り付け(一箇所)1,500円
アウター受け取り付け(一箇所)1,500円
センタースタンド台座取り付け5,500円

上記の他、当店で出来ることであれば、極力施工致します。
ご希望をぜひお伝えください!








2017年02月12日

フレームクランプ

目の前の仕事に、日々が忙殺され続けておりますが、、

工房がまわりはじめたのも、つい昨年。
まだまだ、環境が整っていない。


最近はそういった環境整備に時間を割くように。
それが結構楽しい。

より自分が使いやすいフレームジグの設計をして、機械加工屋さんにお邪魔したり、
作業台の上の収納棚を作ったり、電源の整備をしたり。


溶接する際にフレームをクランプするワークスタンドも新調した。
ミノウラのワークスタンド。

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狭い、柳工場。
上記のような足下に邪魔になるようなものを置きたくないので、
クランプ部分を万力に、かっちり掴めるようにした。

とりあえず、この長い首が邪魔なの切ることに。

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切れました。

次ぎに土台を作る。
ごつい角材があれば良かったんだけど、手元にないのでこれを使うことに。

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このまま万力で強く掴むと、曲がるので、補強板を入れることに。

6mm厚の板材を成型し、同じモノを3つ作る。
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それを先の鉄骨につける。
土台が出来ました。

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その土台に切り出したクランプを針金で固定し、ロウ付けします。

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つきました。
がっちり掴めば相当力を加えてもビクともしません。

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これでトーチを持ちながら、三次元的にフレームをぐるぐる回せるようになり、効率アップです。
こんなの最初に作れよって話ですが。
ラジオも買ったし、
フライスも架台を作って手元に置いたし、いい感じ。

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ちなみに
今日の午前中は、ミーちゃん、スーさんと名栗方面にいって午後から仕事。
来客の多い1日でした。ありがとうございます!



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天目指峠を1本登って帰ろうとしたが、
入り口で凍結。

時間がないのもあって、ここでUターン。帰路へ。
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恨めしい表情で坂を見つめるミー。 ほらっ もう帰るよ!
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