2017年09月08日

こんなのもまずは相談してっ、チェーンステー差し替え!

ラグ、巻きステー仕様のマウンテンバイクとしては、ちょっと珍しいタイプ。
チェーンステーが折れたということで持ち込んで頂いた。

確かに持ち込まれたフレームを見てみると、
エンド間際でパイプが破断していた。

なぜ折れたのか?
パイプの破断は、何かにぶつかって衝撃を加えたとか、
乗っている人もわかりやすい原因が大抵あるのだが、
身に覚えが無いらしい。

ディスクブレーキ仕様だが、
通常は入れることの多い、ステーの補強ブリッジが無いことが原因?
と持ち込まれた方は予想するが、
ディスクローターの回転方向から加わる力とは折れ方が逆だ。

原因がわからないのは気持ち悪いが、
多分、外的要因だと、、思う。

ということで、ステーを交換することに。

とりあえず分断して。。
R0018269.jpg


先日追加したトーチ、こいつのおかげで、
ラグから引っこ抜くのが楽になった。

R0018271.jpg


新しい、タンゲのステーを無事な右側をおんなじ様に、
タイヤ逃がし用のつぶし、曲げ加工を。

R0018276.jpg



つーことで、
差し替え完了!

R0018278.jpg


いい感じ♪
R0018279.jpg


ついでに今回は、
ステー交換のついでに、
センタースタンド台座を付けて欲しいとのことだったので、
板物を削り出し、くっつけ。

R0018280.jpg



クロモリフレーム。
壊れない、
買ったら一生物、なんていう販売店の人もいますが、
物なんでちゃんと壊れます。

特にロード用でかんかんに薄いパイプを使った物は、
ちょっとぶつけりゃ凹むし、衝突すれば折れる。

ただ、カーボンフレームの破損の仕方に比べ、まだやんわりだし、
パイプの差し替えもカーボンのそれと比べると、容易、というか出来る人が多い。


当店は、よっぽどじゃ無い限り、
パイプの差し替えするなら、フレーム新しく作った方が安いですよ、とは簡単には言いません。
もちろん、出来ない場合もありますが、

まずは、相談して頂ければ幸いかと思います。

スポンサーサイト
2017年08月19日

復活!ネオコット。

ご購入されてから、
何回目かのライド。

運が悪いとしか言いようが無い。
たまにこういう流れに巻き込まれることがありますが、

下りの50キロ以上でている状況で後輪に何かが絡まったようで、
シートステーがひしゃげてしまったようです。

R0017978.jpg

写真だとわかりづらいが、
左のシートステーが左下方向に曲がっている。
後輪に絡んだ棒状のものがステーに激突して破損したようだ。

しかし、後輪にロックがかかって落車、なんてことにならずに本当によかった。
カーブでスリップして落ちるよりも、
車輪ロックのような落車のほうが大きな事故につながりやすい。
しかも下りの50キロ以上なんて、落車というか大クラッシュだ。


その曲がったステーを差し替えて欲しいとのご依頼で持ち込んで頂いた。
ちなみにメーカーてこれ修理してくれるのかな?


元のパイプと手持ちのTANGEのパイプは
径やテーパー具合、何かと元の物とは違うので、
バランスが悪くなることを嫌って、
何ともない右側のステーも交換します。


ぽろっと取っちゃいます。
R0017979.jpg


新しく入れるTANGEのステー。
ほどほどに固く、使いやすいステーです。
R0017980.jpg


ステーの取り付け方は、集合ステー。
左右ステーの真ん中に割りが入るので、ステーを縦長形状につぶしてロウ付けします。

R0017981.jpg
R0017982.jpg


ざぐりオッケー!
R0017983.jpg


ジグにかけ、さっとロウを回します。

トップチューブ後方には大事なメッセージの入ったロゴが、
クリア塗装下に塗り込まれており、それを痛めないよう、
濡れタオルで保護して、その部分が火で駄目にならないよう慎重に。。

R0017984.jpg

あとはブレーキブリッジを付けて、汚いところを綺麗にして仕上げるのみ!

R0017985.jpg


ステー入れ替えに加え、塗装も。

部分塗装で、例えば元の色と同じような調色もすることは可能だが、
あくまで同じような、で
後から塗った感は多少なりでるので、
それであれば違う色でぼかし。

はじめからそのような塗装デザインであったかのような、
違和感ナシです。

R0018245.jpg
R0018246.jpg


塗装地のパールホワイトと近似色のロゴなので、写真ではわからないですが、
大切なロゴも無事です。

R0018247.jpg


R0018248.jpg


比較的修理が容易なスチールフレーム。

補修が聴く場合は多いので、
些細なことでも、遠慮無くご相談頂ければ、幸いですW(`0`)W



2017年07月16日

クロマグ 44ヘッド化 

やはりニーズがあるのか、44mm内径ヘッドチューブへの交換。

クロマグのMTBフレームで1 1/8オーバーサイズ用のヘッドチューブから
通常のオーバーサイズもテーパードコラムもいけちゃう44mm内径ヘッドチューブへの
差し替え依頼を頂きました。

確かに今のテーパードコラムのフロントサスが使えないから困るよね。。

ちなみにロード系の車種でこのごついヘッドチューブが必要だとは今のところ思っていない。
剛性過多だし重くなるし、他のメインパイプとのバランスも悪いし、、流行ってるけど。


クロマグ スタイラス。

アクション系に強いオールマウンテン、だそうです。
直線的なフォルムが渋いですね。かっこいいです。

これのヘッドチューブ差し替えます。

R0017927.jpg


左が新しいヘッドチューブ。
ごついですね。
R0017930.jpg


途中、
作業工程は今回は有りませんが、、
入れ替えました!

ちなみに今回は、ヘッド角、長さはオリジナルのままです。
R0017940.jpg



塗装後、もちろんリーマがけとフェイスカット。

この刃物を持っているショップもMTBに強い所を除くとあまりもっていないでしょう。
だって使わないから。


ちなみに塗装は今回も狸製。
部分塗装なのですが、
オリジナルとぴったり同じ色に調色、再現することはかなり困難なことです。

なので、逆に、剥がしていない部分の塗装になじませることを考慮して、
ちょっとしたエイジング。
小技をかけてもらっています。

具体的にはベースの色に、その色が劣化したような色を少量吹きつけ、
あとは、少し表面を荒らし、他の部分となじませるようにしています。

R0017993.jpg


できました。
R0017996.jpg


R0017997.jpg



良い感じです!




2017年04月08日

現行サスペンションフォークを挿すがために、、ヘッドチューブ入れ替え


先日のヘッドチューブの入れ替えの記事を読んでいただいたのでしょうか、
お持ち込み頂いたこちらのフレーム。

何のフレームなんでしょうかね、詳細はわかりませんが、
こちらのフレームに確か現行の、
SRサンツアーのスウィングショックを挿すということで、
ヘッドチューブを1インチ対応から、1 1/8インチOS対応のチューブにリプレース。

R0017311.jpg


リアもショック機構があるので、フロントにも1インチコラムのサスフォークがついていたんでしょうか。



OSヘッドチューブ。
任意の長さに切り出します。
今回は170mm。

R0017313.jpg


要らないヘッドチューブは落としちゃって、
OS用にしっかりざぐります。

ざっくり。

手持ちのフライスは小さくて、掴めないので、
機械でざぐるのではなく、
グラインダーとベルトサンダー、でざぐります。

これが結構、大変。体中鉄粉まみれ。。

R0017316.jpg



OSにリプレース完了!

R0017317.jpg


仕上げ後、しっかり、リーミング、フェイスカットを施します。
当店の切削系のツールはサイクラス ドイツ製。
リーズナブルで手を出しやすい、良メーカー。
パークツールは最新規格への対応が早いけど、高くて手が出ない。


R0017320.jpg



完成です!

先日に引き続き、古い資産に現行品を対応させる、仕事のご依頼でした。

可能であればやる、をモットーにしておりますので、
あれできない?というのがあれば、遠慮無く相談してください~。

R0017321.jpg



2017年03月14日

古い資産を生かします!44ヘッド化


数か月前にディスクブレーキ台座をつけさせていただいた、ヨセミテツインピークス


今度はヘッドチューブを差し替えることに~

造詣が美しいエレベーテッドチェーンステー。
BBはまさにBBハンガー。

フレキシブルで懐の深い挙動は、独特の魅力があるみたいですね。
R0017096.jpg


オリジナルのリジッドフォーク(通常のオーバーサイズ)から、
現在のテーパードコラムフォークまでアセンブルできるよう、44㎜ヘッドチューブに差し替えます!


元のヘッドチューブは切り外してしまいます。
もちろんその前に、オリジナルのヘッドの角度は測定して置きます。
R0017097.jpg



(切り外されたフレーム)
新しいヘッド用にザグリ直します。
ちなみにヘッドチューブを取り外すと、トップとダウンが、パンッと跳ねます。
残応力があるんですね~
R0017100.jpg




(44㎜ヘッド)
通常の1 1/8インチのオーバーサイズから、
1.5インチテーパードコラムまで、行けます。便利ですね。

クリスキング、ケーンクリーク、それからタンゲ、、これらのメーカーから適合するヘッドセットは販売されています。
R0017101.jpg


(治具にセットし、仮付け)

角度は正確に!出します。

ちなみにこのフレームのオリジナルフォークは、リジッドで肩下寸法は短いもの。

それに現行のサスペンションフォークを挿す想定と、
ヘッドセットのスタックハイト、
それから今までこのフレームで里山を走った乗り味の経験を加味し、、
元のヘッド角より、1度起こすのが良いだろうと判断。

そう、もちろんスケルトンも適宜変更が可能なんです。

それが、吉と出るか凶と出るか。
元が中古で数千円で買ったとおっしゃるので、想像と違っても実験で済みそうです。
R0017102.jpg



(ロウ付け後)

付きました!後は仕上げるのみ!
R0017104.jpg


(仕上げ後)
いいですね~

これで44mmヘッド化が完了です!
R0017113.jpg
R0017114.jpg
R0017115.jpg


今回使用したヘッドチューブ、
海外から直で買いますので、通常の日本の流通では手に入りません。

オーダーいただいても、さっと取り寄せることができないので、
ご希望の方は当店在庫のあるうちにいかがでしょうか?

残り在庫は
90㎜、105㎜、115㎜、各1本ずつ!

R0016779.jpg






メイン