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2018年11月17日

トランジットスポーツ、シートチューブ補修

ブリジストン トランジットスポーツ
小径車がメインのフォールディングバイクの世界で、
希少な26インチ仕様、そして独特なフォルムと折りたたみ機構で
結構ファンが多い車体です。

現在このカテゴリの車体の修理や改造を受注しているのですが、
今回はシートチューブの割れの補修依頼。

補強カラーの下が割れていますね。
このカラーの縁の部分は製造時にロウを回すために、
ピンポイントで熱がよく入りやすい場所です。
焼きが入った状態で脆さがあります。

それでこの非常に寝たシートチューブの角度なので、
ここの部分によく負担が掛かるのでしょう。

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今回は割れ目にロウをまわして、その上からパイプを被せて補強します。
まずは下地メッキを剥がします。カラーのフチの隅まで。
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かぶせ用の鉄パイプ。
これを元のカラーの下の部分にぴたりと収まるよう切り出します。
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切り出したらこんな風にあててロウを回します。
パンクでいったら、パッチを貼るみたいなかんじでしょうか。。
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ぴたっ
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つるっ
と仕上げます。
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出来ました。
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部分塗装で補修をして、
いいんじゃないでしょうか!

今回割れた部分は結構薄い、というか
スポーツ車とかツーリング系の趣味の自転車のシートチューブのこの部分、
通常0.6mm程度と薄いです。

トランジットスポーツはこのシート角ですからね。
体重のある人が、サドルに勢いよく腰を掛けたら、
やっぱり、、
割れるんじゃないでしょうか。

腰を掛ける際、あまりどかっいかないように注意をした方がいいかもしれませんね。
ありがとうございました!
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2018年10月28日

一本増えた!

ある種コアなファン層のいるオールドMTBの世界、
今回もそちら方面からのご依頼です。


フルリジッドの昔のKONA。
定番のディスクブレーキ化なんですが、
さらに、
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疑似クランカー化、真ん中にステーを1本付け足しています。
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16mm径のシートステーに使われるパイプを真ん中に。
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古い塗装はご自身で剥離、
ロゴ類は持ち込まれました。あとは当店でクリアをのせて。。

ちなみにこのロゴ、オリジナルでは無くレプリカ。
お客さんに教えてもらったんですが、
こういったデカールを隅々まで細かく作って販売している人が居るんですね~。
ここ、レトロデカール

オールドMTBに強いみたいですね。
恐らくオリジナルをせっせと集めてはトレースを繰り返し、
これだけのコレクションを集めてきたんでしょう。
レストアが趣味の人にはすごく心強い味方ですね~R0021023.jpg



もちろんこちらもしっかり。
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ありがとうございました!

2018年10月22日

AMPフォークを・・

独特なサスペンション機構をもつAMP フォーク。

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肩下寸法とオフセットの変更改造です。
肩下寸法 +10mm オフセット ー10mm


フォーク足を切ってしまい、
継ぎ足します。

にしても、このAMPフォーク、結構な軽量パイプを使っているし、
サスペンションのリンクに使われる板材や、エンド。
これらも肉薄で軽量化を大分意識したフォークですね。
なので、できればディスクブレーキ化をご希望でしたが、
今回はカンチ台座のみ、ということで施工させていただきました。

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次にエンド。
9mmのエンドミルでざっくりとハブ軸が収まるスロットを切りいれます。
板厚も丈夫な6mmで。

あとはサンダーでハンドシェイプです!
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完成です。オフセット44mm。

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ブレーキ台座も脚が伸びた分、位置を変更しました。
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結構な大工事なりました、ありがとうございます!!


2018年10月07日

マディフォックス修理

何回もヘッドパーツを圧入と外しを繰り返す。

あるいは元々ヘッドパイプが溶接の熱などで、
曲がっていると変にリーマーがけがかかるのか、

ヘッドセットが手で挿入できるぐらいがばがばになった、マディーフォックス。

ロウ盛りで再度リーマーを入れれば何とかなります。

ロウを内側に盛ります。
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再度リーマーを通します!
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これでしばらく大丈夫なはず。。
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ネット上で中古状態の物を手に入れた、とのことで、
フォークコラムは珍しいオーバーサイズのねじ切りコラム。
ここは普通にアヘッドで使いたいと言うことで、、

接いで長くします。
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1インチネジ有り・無し、ねじ切り無しオーバーサイズ、
各コラム延長対応できます。
塗装は痛まないので割とお手軽ですよ。



話は変わるが、
今日は京王閣競輪場で、
自転車パーツのフリーマーケットの会場に行ってきた。
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殆どのブースがビンテージ関連パーツ。
この辺はあまり普段関わりの無い世界ね。
ビンテージ価値の低いパーツ類が、
¥100とか¥500で投げ売りされていたが、
どっちかというと俺はこっちかな。。

その中にもクラシックテイストで現行で製品を作っていて出店されている方も少数ながらちらほら。

ビンテージの類いは世の中にすでに出きっているし
意図的に新しく作ることも出来ない。
何かを作って、新しく提案してと言う物ではないし、上下はあるにせよ物量は有限だし
価値もある程度決まっている。

今回は主にビンテージ関係のマーケットでの出店だけど
新しく作れると言うことは、やりよう、展開によってはその世界観を広げる、あるいは商売としても
可能性は大きい、はず、なので、こういう方たちがいるのはやはり面白いと思う。

目黒のブティック、BAM TOKYOsさんのTOKYO VINTAGE RIDE。
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とか、バコーズさん。
ハンドメイドで帆布バッグを作られてます。
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今回、ここに来た用事は、
パーツを漁りに来たのでは無く、来年とある時期に
ハンドメイド系自転車、あるいはマスメーカーではなくショップオリジナル自転車のコンペが行われる計画がある。
その第1次ミーティングに参加するためだ。

時期が来ましたら、とある筋からインフォメーションが出ますので、お楽しみを。






2018年08月05日

エンド交換!

自転車をなんらかのアレで倒してしまう、
転んでしまう、真っ先にダメージを受けるのがこれ、
リアメカ廻り。

大体、リアメカをぶら下げているハンガーが先に曲がります。

軽度であれば曲げ直し、
カーボンフレームやアルミフレームに付いているハンガーは、
曲がったら交換、の考え方ですが、
鉄はある程度修正が可能です。が、
ここまでいっちゃうと、、

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曲げ治すより、新しいものを溶接しなおしです。

最初は板材でハンガーを自作して溶接しようかと思いましたが、
エンドのスロットも大きく開いてしまっているので、
これを綺麗に成型する手間を考えると、エンドそのものを交換した方が良いな、との判断です。

古いハンガーを切り外し、新しいものがエンドを入れます。
左右のエンド位置が少しでもずれると、ホイールが真っ直ぐ入らなくなるので、
ちょっと気を遣います。

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入れ替えの完了です!






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