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2014年08月29日

小物の取付の一例 ディスクブレーキ台座取付と色々

今回も小物の取付、
特に相談の多いディスクブレーキ台座取付の一例です。

フレームはブリジストン・ロードマン!
そういえば父親が持っていたな、小屋でホコリをかぶっていましたが。懐かしいですね。

まず、フロントフォーク。
ロード用フォークにディスクブレーキをつける際、
フォーク足間の距離が無いためそのままだとローターがフォーク足内側に干渉してしまいます。
クリアランスを稼ぐため下のようにフェイスを貼ります。
R0012302.jpg

また、このロードマン、
通常スポーツ用のハブシャフトは9mm径なのですが、一般車用の8mm径。
それに合わせ、ホイールセンターがずれないように、エンドも削ります。

その後、台座取付て仕上げます。
R0012301.jpg


今度はリア。
126mmエンドなので、MTB用の135mmまで広げます。
R0012308.jpg

塗装を剥がして、ダボ穴が台座位置とかぶっていますね。
これも切り落としいちゃいます。
R0012309.jpg


丁度ダボのところが薄く作られているので、台座が乗っかる部分に
板材で補強を入れます。
R0012310.jpg


台座取付
R0012311.jpg

ブレーキングからの応力からステーを保護するため、
ブリッジを入れます。
R0012314.jpg

エンドを拡張したり、削ったりするので、
ホイールセンターにずれが出ますので、芯出しをして完了です。

依頼主さん、このフレームを、BAKERS BIKEのような車体に仕上げたいそうです。
BAKERS BIKE自体、知りませんでしたが、イギリスの古風な実用車のようですね。
依頼主さんのこうしたい~というのがわかる記事
このロードマン、使用目的がはっきりしていて、雰囲気だけではなく十分に実用的な良い車体が出来上がりそうですね。
楽しみです!




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2014年08月12日

小物取付の一例 Vブレーキ台座、アウターガイド

フレームの芯出し、小物や台座の取り付けなど、
そういったご依頼が増えていますので、
そちらのご紹介。

今回はトリックピストフレームへの
ブレーキ・シフトのアウターガイド、それからVブレーキ台座の取り付け。

まずは取付箇所の塗装を剥がします~。
R0012299.jpg

トップチューブ下にアウターガイドロウ付け。
フルアウターですね。
R0012303.jpg


トップチューブに4箇所、リアブレーキ用とリアシフト用。
シートステーに一箇所。
R0012304.jpg

Vブレーキ台座も取り付け、余計なロウを削ぎ、仕上げます。
R0012305.jpg

フロントフォークにも台座取付。
R0012307.jpg

これ系のフレームにはディスクよりも、リムブレーキが似合いますね~

鉄系フレームの修理、小物取付はよっぽどのものでない限り、
大抵のことは可能です。
ご要望の方はご相談ください~。

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