2015年04月03日

650c ロード 前三角

ご依頼により、650cロードの製作中です~


すでに後ろの製作に入っておりますが、簡単に過程を時系列に。

被せ物の製作、旋盤で外径を落としたパイプ。
これをデザインどおりカットしていきます。
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カット後、
それぞれトップチューブ用2個、ダウンチューブ用2個、シートチューブ用1個。
R0013371.jpg

チューブ内部のバテッド位置や
チューブに曲がりや以上が無いか諸々チェックしセット、ロウを流し込みます。
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仕上げ後のチューブ。
R0013378.jpg

トップチューブにブレーキワイヤ用の中通し貫通穴、
貫通穴に使ったのはステンレスでポリッシュ仕上げにする予定です。
ワイヤの取り回しが良いように、トップチューブ右側から入り、
後ろは左側に抜けます。
R0013381.jpg


メインチューブの仕込み完了、
ここからマイタ(チューブ同士の突合せのザグリ作業)。
R0013382.jpg


がちっと溶接!
R0013383.jpg




形になった前三角を仕上げ、若干の歪を矯正。
自宅の引越しなどにより、数日作業が滞っておりましたが、
前三角完成~。

R0013637.jpg

R0013640.jpg



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650cのロードバイク、昔はそれなりに製品としてありましたが、
現在日本で入手できる完成車はどのくらいあるのでしょうか?
FELT?まだやってんのか?
フレーム売りなんてのは、まず無いですね。


700cである一定のサイズより小さくなると、
ポジションやフレームの設計に矛盾が出てくることがあります。


まずハンドルまでの距離を詰めるために、単純にトップチューブ長を短くする、
700cでは前輪がつま先にあたりやすくなるので、シート角を立てて、ヘッド角を寝かします。
シート角、これだとポジション的には腰が前に出てしまい、ペダリングや重心移動に影響がでますね。
Dixnaから35mmオフセットなんて便利なシートポストが出ていますが、
シート角があまり立ちすぎても、フレームのフォルムがTTバイクみたい。。

ヘッド角が寝るとハンドリングもモッタリしがち。
ハンドリングの感覚はフォークオフセットの設定である程度調整できます、が。

あと停車時にトップチューブをまたぐ、スタンドオーバーハイトも高くなり、
それを回避するために極端なスローピングになり、
見た目以外にも、前三角が硬くなりすぎたり、、

色んなところでこんなことは言われていますが、実際そうなわけです。


デメリットは650cのホイールとタイヤの選択肢の少なさ。
と、思ったら結構少なくも無い。
ホイールタイヤ ← まとめてくれているサイトがあります。

タイヤは、普段使いできそうなクリンチャータイヤがパナレーサーくらいしかなく、少し選択肢が弱いですが、
これを見るとチューブラーは結構充実してるんですね。

ホイールはさすがにCORIMAなんかは買えるひとは中々居ないでしょうが、
製造ラインナップの多さが感心させられるA-CLASS、いいですね。
海外じゃ24インチのリムとかもあるみたいで、ぜひ日本でも展開してもらいたいです。



ということで、意外とパーツの入手性が悪くなさそうな650c、どうでしょう?
これとは別に、26インチのシクロクロスとかも、作ってみようかな?


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