2015年05月25日

折れたリアディレイラーハンガーの修理

え~、えらい古いGIANTの鉄フレームですね。
80年代のものらしいです。
チェーンステー長が430mmもあるのでツーリング車でしょうか?

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?、リアディレイラーがひん曲がっていますね、
ねじ山も、もう使えませんし、曲げなおしたら折れてしまうでしょう。
今回頂いたお仕事は、こちらの解決でございます。
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当初は、エンドの差し替えの依頼でしたが、
市販の安価なエンドを使うには、ほぼエンドの形状が、新旧と一致している必要があります。
写真は日本のハンドメイドで良く使われる、リッチーのエンド。
あてがってみますと、ハブシャフトの収まるスロットの位置がまるで違いますね。
これでは車体は後ろ下がりになってしまい、キャスター角などが変わるので、
操舵感も変わるでしょう。
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作戦を変更し、折れたハンガーを作り直すことにします。
とりあえず、曲がってしまったハンガーを綺麗に切り落とします。
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でもって、6mm厚の鉄板から切り出し、ハンガーの形状に成型します。
ねじ穴部はハブシャフトから何ミリの距離で、チェーンステーからの角度は何度、、とか
色々細かいシマノ基準があるので、それにあわせながら、
徐々に成型します。
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成型したものを仮付け。
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ハンガーを仮付けしたら、それを同じような形に成型した薄い鉄板で、ハンガーの裏表から挟み込みます。
それでもって隙間からロウを流し込み、
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さらに仕上げます~
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ハンガーの面だし、調整。
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ディレイラーを取り付け確認、
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完成です。
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エンド周りは何かとトラブルの多い箇所。
鉄系のフレームでしたら、何とかなる場合(ならない場合もあります)も多いので、
お困りの方、ご相談ください~






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2015年05月21日

遠足~機械屋めぐり

本日はBYOB面々で遠足がてら、機械屋巡りです~

加工屋さんが使う中型~大型の機械がメインでこんな感じのところ
何に使うのかわからない機械や、到底こんな設備は買えないであろうものがごろごろしております。
2軒ほど行ってきました。

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興味あるもの(買えそうな物)は、計測器の類や小型の機械類。
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見たかった定盤、
サイズも程度も年代も様々ですが、全体的に綺麗なものが多かった。
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小型旋盤
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状態や機械屋さん(気分?)次第ではかなり掘り出し物もあるかも知れないことがよ~くわかりました。
2015年05月16日

外れたエンドをつける補修

リアエンドがチェーンステーから外れた古いクロモリフレーム、
よくある感じの壊れ方のフレームの補修です~

ステーからエンドが抜けています。
見ると入っているロウは本当にうす~くしみこませてある程度。
ステーから外れたエンドは応力により少しはねていますが、軽度です。
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跳ねたシートステーを矯正しジグにセットし、外れたすり割り分に今までより少し多めのロウを流し込み、溶接。
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溶接した後はアラインを取ります。
大なり小なり、エンドに手を加えた後は、こうしたアラインをとる作業が必要で、
特にストレートドロップエンドはコンマ数ミリここがずれると、視覚上ホイールがまっすぐ入りません。
軽度であれば、定盤上でリアセンターの確認・矯正の上で、
写真のようにスロットに棒やすりをいれれば、まっすぐになります。
このずれが大きいとすごく面倒なんです。。
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再び、定盤上で確認、実際にホイールをはめて確認、完了です!
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なにかトラブルを抱えた鉄系フレーム、何とかなる場合も多いので、
カスタムも含めご相談ください~



2015年05月02日

ロード3台 ほぼ完成

何かと忙しく、更新にかまけておりましたが、、
製作中の3台、完成しました~

現在、塗装依頼中でございます!

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今回の3台は全員女性。
サイズが小さいことは共通ですが、
乗り方・用途、狙うキャラクターは三者三様!

それぞれに合わせ、スケルトンはもちろん素材の選択や使い方を変えてあります。

ステーの長さ・径や曲げ加工、スケルトンの数ミリの違い。
それによってフレームの個性は大分変わってきます。

それを車両にするとホイール、タイヤ、ハンドル、サドルなど色んな要素が入り込み、
、、同じ車両は2つとありません。

今回、オーナーさんとも直接お会いし綿密に打ち合わせをする機会に恵まれ、
仕様を決定し製作に入りました。

製作して乗ってもらった結果、狙ったところにすぽっとはまれば、とても幸せであります=





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