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2016年12月24日

横フライス盤、購入 ~ オーバーホール

自転車フレームがその形状になる前、
見た目はというか、そのまんま鉄のパイプ。

それを設計の要件を満たすよう、パイプ同士をカットして、
つきあわせていくんですが、その方法は色々ある。
要は効率よく、手早くそれができれば何でもいいんです。

はさみ、やすり、グラインダー、、

大体の場合、機械をつかうのが早いと思う。

前から欲しかったフライス盤を購入した。卓上の横型。
鈴木製作所、MO形。

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フライス盤は、いろんな形状の刃物を使用し、ワークを固定したテーブルを縦・横・上下に操作し、
目的の形状に切削していく金属加工機械。
フライスというと、縦型を指すことが多いようですが、
パイプを切断する用途だと、横型のほうが余計なジグが必要がなく便利。


一路、群馬へ。
秩父を左手に、北上。THE関東平野といった風情の田んぼの中に機械屋。

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個人で使うような小型のものはほとんど無く、
大型のものがほとんど。
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店に持って帰る。
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汚れがひどく、ベルトもボロ。中のグリスもカラカラなので、一回全ばらしをしてオーバーホールをすることにした。
また、一回自分で分解しないと、何か故障があったとき、困る。

製造業、加工業が日本から海外へ行くと同時に、こういった機械の販売・修理を行う店も少なくなり、
いじれる人も普通はなかなか身近にはいない。

だからある程度、構造を理解しておいて、
痛みそうな部品をあらかじめ、中古道具屋などで見つけたとき補充用として買うことができる。

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筐体とばらした各部品は、長年こびりついた汚れを、灯油と真鍮ブラシでしこしこしこし。。

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主軸の裏側のくさったグリス。
中に残ったグリスは汚れが出きるまで、新しいグリスを注入し、押し洗います。


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モーターも分解、ここは薬剤などは使わず、炭系の汚れを取っていき、
ベアリングもグリスアップ。

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ちなみに私は、もともと機械関係の知識はあまり無いため
狸サイクルの渡辺メカニックに自分に足りない知識などは補助をもらった。
渡辺さんは、元は機械屋。
機械、モーター、電気関係の知識と経験はさすがだ。勉強になる。

この知識と経験が、自転車関連のメカの整備、オーバーホールにも結果として出る。

例えばこの人が整備した自転車のブレーキは、こんな安物なのに?!というようなものまで
恐ろしく引きが軽く、よく効く。


モーターの電線も痛んでいるので、新しいモノに帰る。
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筐体の中に転がっていた、前のオーナーが残したワークの残骸。
真鍮製の特殊ねじやらスペーサーやカラーだろうか。

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清掃したパーツを再度組み付けていく。
組み付けも、結構調整幅があり、それがうまくいっていないと、
ちょっとした動作不具合がある。
中々、難しい。

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ベルトも新しいモノに交換。

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綺麗に動くようになりました。

縦・横送りともスムーズ。主軸もぬるっと回ります。

時間が掛かり、大変だったが、結構楽しめた。


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荒川区の尾久、明治通り沿いに割と小型の、個人でも買えそうな中古道具屋があるけど、
時々、おばさんがすごく汚れた機械をばらして、洗っている。
そんなおばさんを見ると、少しブルーな、なんともいえない良い気分になる。




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