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2017年07月24日

大きすぎるカゴ

Renoちゃん用の後かご。

大きすぎるだろ~~。

普通に荷台に木箱的なもので機能的にはそれでOK気もしないでもないが、、
これはこれで有りなのか。

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2017年07月23日

北京


5日間、出張へ行って参りました。


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あるお店のオープンに合わせてお手伝いというのか、
そのような感じの内容での出張。

どこへいっていたかというと、地理的には日本からそうは離れていない国、
中国の首都、北京であります。

羽田から飛行機で、行きは3時間半、帰りは3時間。
そんな移動時間で民族も習慣も全く違う国に行けちゃう、飛行機すごい。




中国の国土面積は日本の25倍とも言われている。
ものすごく広い。

民族構成や言語も複雑で、同じ漢民族同士が話しても地域が変わると言葉が通じないらしい。
どのくらい違うかというと、日本語と中国語の違いくらい大きいらしい。

人口はすでに14億人弱、世界で一番多い。
北京市内だと2千数百万人。
東京の倍以上。

ただ、東京とその近郊のように住宅地が延々続く感じではなく、
北京市内に入ると、そこは共産圏の街。
国有で立てられた巨大マンションがあちらこちらにそびえ立つのが異様に感じる。
今はそれらの物件を個人が買える時代。

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気候に関して、
夏の北京は乾燥して、カラッと晴れることが多く、気持ちの良い季節。
雨の日なんてのは、年に数回ある程度、、らしいのだが、
今回滞在した5日間はずっと曇りだった。
しかも湿度は激高。
まるで風呂場のよう。



町並みについて、
話に聴くと、
2000年以降の北京市内の再開発による変容は凄まいスピードで、
古い町並みはどんどんと、取り壊され新しいビルが建っていく。

日本にいると2000年なんて、ついこないだ。
確かに情報通信はえらく便利になったが、それ以外は日本の街中に大きな変化は無い、、ように思える。

その頃(2000年くらい)から北京で仕事をしてきた日本人の方に話を伺うと、
変化のスピードが大きすぎて、まるで遠い昔のことを話すように、
その頃の北京の様子を話してくれた。


こういう裏路地も大分少なくなったよう。
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立ち退きの行き先の間取り図。
中国の権力は強いので、抗議など出来ない。。
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ローカルの食堂での朝飯。
小籠包的なものと、粟だか稗の穀物のお粥。

これで9元。150円くらいだろうか。味は普通。

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物価は、みるみる上昇しているらしい。

上に写真のようなローカルな軽食は別にして、(それでも高くなったらしい)
普通に生活しようとすると、物価は日本と変わらない。

インフレ。
物価は上がる = 貨幣価値はどんどん下がる。

貯蓄は死に金で、資産を減らすだけ。
中国の現金を持っている人はどんどん他のものに投資する。
経済は活発だし、能力のある人にはチャンスが多い街でもあるらしい。






交通事情はというと、
普段乗りの自転車は、ほとんどの人がシェアバイクを利用。
すごい数のシェアバイクが走っている。

市内の何処でも乗り捨てが出来るので、
マナーによってはとんでもないところに捨てられている。

ある一定以上の道幅の道路にはしっかりとした、自転車専用レーンが設置されている。

自動車も自転車も、自己出張が強く、クラクションやベルを鳴らしまくり、
割り込みもするが、
自転車に関しては、逆走をする人はほぼいない。

一見、傍若無人で無秩序に見えるが、それなりの秩序があり、何となく上手く空気を読んで、全体が回っているようだ。
赤信号もみんなで渡れば怖くない、なんていったら怒られそうだが、
車側も歩行者の雰囲気を感じ取って、実際それで交通が上手く?流れていることが多い。

昔、ネパールなんか行くと、
首都のカトマンズはさすがに信号が多いが、
郊外にいくと信号なんてまず無かった。

交差点は基本的にロータリーの形状をしている。
上手く流れと空気を読まないと進入と離脱が難しい。

交通に限らずルールがあるのか無いのかわからない状態で、
上手く流れに乗ったりするのは、大陸系の人は上手い気がする。

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シェアバイクの回収。
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そんな北京の再開発地区の一つ。
健外SOHOという地区の一角に、
自転車と食を軸に、REという新しいお店がオープンされた。

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今回はこのお店のオープンのディスプレイ準備。
また、オープンに際し、メディア関係の方々が来られたので、
自転車の関係者として、簡単に挨拶と自己紹介をさせていただいた。


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といった感じで、
超久しぶりの海外と刺激的な北京。


羽田に降り立ったら、もう日本は先進国でも何でもないな~と思っちゃいました。


帰ってきてからも狸店主と、
中国社会の奥深さについて、雑談しつつ思いを馳せているところであります。






2017年07月17日

明日より5日間、出張に出ます。


明日より5日間、

7/18から7/22まで出張のためお店を空けます。

メール・お電話でのお問い合わせ等、すぐにお答えできない状態になりますが、
悪しからずご了承くださいませ m(._.)m

2017年07月16日

クロマグ 44ヘッド化 

やはりニーズがあるのか、44mm内径ヘッドチューブへの交換。

クロマグのMTBフレームで1 1/8オーバーサイズ用のヘッドチューブから
通常のオーバーサイズもテーパードコラムもいけちゃう44mm内径ヘッドチューブへの
差し替え依頼を頂きました。

確かに今のテーパードコラムのフロントサスが使えないから困るよね。。

ちなみにロード系の車種でこのごついヘッドチューブが必要だとは今のところ思っていない。
剛性過多だし重くなるし、他のメインパイプとのバランスも悪いし、、流行ってるけど。


クロマグ スタイラス。

アクション系に強いオールマウンテン、だそうです。
直線的なフォルムが渋いですね。かっこいいです。

これのヘッドチューブ差し替えます。

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左が新しいヘッドチューブ。
ごついですね。
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途中、
作業工程は今回は有りませんが、、
入れ替えました!

ちなみに今回は、ヘッド角、長さはオリジナルのままです。
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塗装後、もちろんリーマがけとフェイスカット。

この刃物を持っているショップもMTBに強い所を除くとあまりもっていないでしょう。
だって使わないから。


ちなみに塗装は今回も狸製。
部分塗装なのですが、
オリジナルとぴったり同じ色に調色、再現することはかなり困難なことです。

なので、逆に、剥がしていない部分の塗装になじませることを考慮して、
ちょっとしたエイジング。
小技をかけてもらっています。

具体的にはベースの色に、その色が劣化したような色を少量吹きつけ、
あとは、少し表面を荒らし、他の部分となじませるようにしています。

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できました。
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良い感じです!




2017年07月11日

専用品という選択、Herschelポーチ用のフロントケージ

大は小を兼ねる、
汎用性の高いキャリアやラック。

もちろんこれらは大きな物や、様々な形の物を積載できる可能性があるが、
逆に、せっかく一点物を作るんであれば、
汎用性はなくとも何かに特化した入れ物でもいいんではないか?

ということで、HERSCHELのポーチ専用のフロントケージを作ってみた。
ちなみにKAVUでも似たような形状、容量のポーチがあるが、
多分それでもいける。

対象のHERSCHELのポーチ。
財布に着替えやタオル、携帯やカメラが入る日帰りツーリングには丁度良いサイズ、ではないかと思う。

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このポーチがぴったり収まるケージ。

狙いは、
◆ ゴム紐などでおさえずとも、
多少のでこぼこ道を走っても飛び出ない。

◆出し入れもスムーズ、なぴったり具合で。

◆ポーチをハンドルからぶら下げないので、上ハンドルを快適に握れる。

◆しっかりホールドされるので、ハンドルが振られない。
走る楽しみが削がれにくい。


ケージの固定箇所はキャリパーブレーキを共締め、が一つと。
フォーク足のダボ穴2個の3点止め。
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実際に、奥秩父までサイクリングしてみた。
狙い通り快適に、走れた。

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この固定方法は、フォーク足にねじ穴が必要。
新しく、フレームやフォークを作らせてもらう場合は、全く問題なし。

今、お使いのスチール系フォークにもねじ穴をロウ付け、
そうでない場合は、極薄の材料でなければ、
リベットナットを打ち込めば、ねじ穴を作れる場合があります。



今はハンドルにぶら下げる系のポーチは結構色んなところで
ありますが、
こういう選択もあります。

ドロップハンドルユーザーには上ハンドルが握れないのはストレスですし、
ハンドルが振られにくい、
さっと荷物を出し入れできるなどなど、
けっこうメリットは大きいです。


ご質問お待ちしております。



しかし、
日曜は死ぬほど暑かった。


秩父手前の名栗湖。

飯能側から秩父に抜ける車道はいくつかあるが、
一番キツい有馬林道。
ここ好き。

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有馬峠。
下界ではアブラゼミやミンミンゼミが鳴き始め、暑さが倍増。超不快だけど、
上はヒグラシや、野鳥の涼しげな声が。。

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秩父側のさくら湖。
飯能側より暑い。。
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さっさと三峰神社近くの大滝温泉へ避難、チェックイン。
あとはひとっ風呂浴びて、ビールを飲んで、夕方までごろ寝することにした。
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ちなみに、
ここ大滝温泉に来たのは初めて。

鬼平犯科帳のキャラクターに
元盗賊で今は(?)鬼平の密偵になっている、大滝の五郎蔵という登場人物がいる。
血を見るような盗み(おつとめ)をしないのが流儀の本格の盗賊の頭だった
彼の通り名は大滝の五郎蔵。

彼の出生地である、奥秩父・大滝がここ三峰神社近くの地名だ。

寝しなに枕元で、コミックを必ずと言って良いほど見る鬼平ファンの私。

ファンとしては大滝温泉につかって、テンション上がった。



ということで、しばらく大広間で睡眠をとり、
夕方、秩父駅から輪行して帰ってきた。


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2017年07月07日

エクストラロングステム 150㎜!

現状で市場にあるステム、3Tとかで140mmまではあるが、
(ちょっと前まで150㎜もあった?)
150mmはほぼ無いと思ったので作ってみました。


フレームが小さくてポジションが出ない方、
本当はフレームを変えた方がいいとおもうけど、
それでもポジションを出したい

またはそもそも小さいフレームが好みの方。

ポジションだしのお役にたてるんじゃないでしょうか?

150㎜のエクストラロングサイズです!

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材料はもちろんクロモリ。
ハンドルクランプ径は31.8mmのオーバーサイズ。
コラムクランプ径もオーバーサイズの28.6㎜。

クランプ径は現行で一番メジャーなタイプです。

角度も一般的な-7度。
突き出しの長さだけが特殊です。。


コラムクランプボルトは左側にあるので真横、右側から見るとすっきりタイプ。

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こちらの写真は在庫の150mmでなく、
客注品の90㎜ですが、セットするとこんな感じ。

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もちろん、ハンドメイドなので、
突き出し量は数ミリ単位で作れますし、
角度やクランプ径も様々なものに対応できます。


ステムの価格は今のところ、塗装抜きの価格で13000円(税抜)。
塗装は乗っていない状態なので、お好きな色を選べます。

塗装は塗料や調色によりますが+¥3000~
程度で考えて頂ければと思います。


宜しくお願いします!



2017年07月06日

元は26インチMTB、全く別の・・自転車へ

先日制作した15mmスルーのフォーク、車体として組み付けが完了した。

肩下寸法430mm、エニシングケージ仕様です。

元のフレームは26インチアルミMTB。


MTB方面から近年勢力を拡大してきた650B。
いや27.5インチといった方がしっくりくるのか。

ツーリング・街乗り車方面でもこの規格の再考がされているようだけど、
いかんせん、リムがMTB用のワイドかつディスクブレーキ用ばかり。
リムブレーキ用のリム、もうちょっとあればなぁ。

ツーリング車を組む際、体格によっては700cじゃ大きすぎる場合もあるからね。

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TRPのロード用の油圧ディスク。
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リムはサンリムのナローワイド。タイヤは32Bです。
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フロントはシングル、

狸サイクルにて、10速用のSLXハブに加工してもらい、リアスプロケは11速が入っています。
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元は26インチMTBフレーム。
フォークを新たに制作したのに加え、
パーツ類もすべて一新。

結果全く別の自転車へ相成りました。

コンセプトとパーツ選択をしっかり見極めればこういうのも面白いかもね。





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