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2019年03月29日

明日土曜日、お休みを頂きます

明日、3月30日土曜日、所用にてお休みを頂きます。
日曜以降は通常通り、昼過ぎには店で仕事しております。

宜しくお願い致します!
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2019年03月21日

懲りずに房総

昨日は、気温も20度ほどと、春もたけなわ状態・
久しぶりの南房総の林道メインで行ってきた。

6月のジャパンバイシクルテクニークには
彼に走ってもらうのに、車体に慣れてもらう、ポジションだし、セッティングの目的もあるものの、
やはり暖かくなって体が動くようになると、サイクリングに出かけたくなりますね!

千葉は富津、上総湊駅スタート。
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好きな道で保田見林道というのがあるんですが、
おそらく今では通年すんでいるわけではないけども、
道の途中には山奥の集落や畑があって、山里の雰囲気を感じるいい道です。

ここから入っていき、この先は半ダート。
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いつもの相棒。小林君
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写真には写っていませんが、この時期、このあたりは水仙の花で、彩られ、
房総は冬もいいけど、初春のこの時期も最高ですよ。
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一応、セッティングを確かめるために、ダートに入る前に空気圧チェック。
32cのグラベルキングで半ダート、4BARくらいがよさそうです。
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保田見の林道はこうした素堀りのトンネルが3つほど続き、ちょっと怖い。
トンネル内はこの世のものでない何かが、、
あとは細くてガードレールが無いので滑落注意。。
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保田見から降りたら、一旦海沿いに出て、今度は別の林道を目指します。
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下りの一幕。
道が広く、日差しがきついので、旬はこの季節!
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そろそろ昼飯時ということで、再び海沿いに出て、海鮮を出す定食屋にイン。
最近は生の魚などより、さっと煮付けたふわっふわの白身の煮つけが好みに。じじぃだな。
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飯の後は、ちょっと南下して、地理院地図を見ながら、ちょい探検モード。
鋸南町内陸の山間の棚田が美しい場所に出会えた。

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ということで、
春の房総を堪能、地味だけど実力あります、千葉。
2019年03月19日

12mmスルーエンド

ロード系ディスクブレーキ、
エンド幅やアクスルの仕様、色々と規格は出ましたが、
最近はほぼ、142㎜幅の12㎜スルーアクスルというのが、定着ということでよいと思います。

我々が使うエンドはまだまだ、使い勝手の良し悪しや入手性、コスト面でも見合うもの、
色々な条件で難しいですね。

ということでエンドを自作しました。

金属板の加工は技術的に、2次元ベースになってしまうので、
必要な部分は別に削り出すなどして、ロウ付けして
3次元の要件は満たしていきます。

2次元CADで描いたものをレーザーで切り出した板材と、
アクスルをねじ込む目ネジの部分。これは旋盤加工。
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目ネジ部を、ドライブ側エンド本体にロー付け。
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ノンドライブ側エンドの外側には既存のワッシャーを貼って必要な厚みの調整、とフェイス。
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内側はハブ軸がうまく収まるガイドを、M19のワッシャーを切り貼りした。
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目ネジになる部分をロー付けしたら、ねじ立て。
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チェーンステーをくっつけて、仕上げ。
エンドの下ごしらえだけで、1日半くらいかかった。。
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12㎜スルーの使い勝手の良い小物は、
手に入れようと思えば、アメリカのパラゴンマシンワークスあたりから買ったり、
または待っていれば、台湾製のものが現在で回っているものより良いものが出てくると思う。

が、とある日本のビルダーさんで意地でも既成の小物を使わないという、
気合の入った人がいるけど、そういう気概は必要だと思う。

買えば手に入れられる同じ機能やスペックのものを、自分で作っても意味がないように思われるかもしれないが、
その繰り返しが、市場に無いものを作ろうとしたときの土壌と引きだしになると思う。
そういう姿勢を持つか持たないか、10年後、大きな差ができるはず。

とりあえず、
数年前では考えられないほど、高機能かつ、金属加工と親和性の高い
3DCADがフリーまたは安価で手に入れられる時代になったので、
習得して、立体加工でモノ作りができる手段を手に入れたいと思う。

自己開発の繰り返しで、、夢が広がるなぁ~~。

2019年03月16日

K's ツーリングバイク

今回もツーリングバイクを制作させて頂きました。
泥よけは装着しておりませんが、
前後4バックいけるキャパを持ったランドナータイプの自転車です。

酷道ツーリングを含む長距離を走られる方で、
毎度そうですが、どのような材料とどんな設計をして、どんなパーツを組みつければ
乗られる方が快適に、目的の添った乗り方ができるか、真剣に考えて制作に当たります。
あつらえのものなので、既成のフレームには負けない、最高の自転車を提供できればとの思いで、
日々制作しております。

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オーナーの出身地と言うことも有り、パイプは福島のカイセイのオーソドックス022パイプを使用。
じっくり走るにはやっぱり022良いです。
しなやかで丈夫、一般的な良いクロモリのイメージ、そのもののパイプです。

フルオーダーですので当然ジオメトリはオーナーにぴったりと合っているはず。
トップチューブのスロープ角、ヘッドの長さなど見た目の好みも反映しております。


ブレーキはポールのセンタープル。
デザインが綺麗なブレーキで、センタープルにしては剛性感があり、良く効く良いブレーキですね。
タイヤはグラベルキングSKをお持ち込みです。
丈夫でカットしにくいですが、グリップも乗り心地も悪くありません。
セミブロックなので、ちょっとしたぬかるみも安心ですね。
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ベンドチェーンステー。
路面のノイズを軽減する狙いと、カーブと下りの綺麗なラインのトレースを意識しています。
リア寸法は435mmあるので、長距離は楽ですし、すーーっと延びていきます。
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フロント廻り、
遠出用にパニアラックが付いていますが、普段はフロントバックのみの運用。

タイヤデフォルトは32c。
32cタイヤはせいぜい空気圧4~5BARで乗ることが多く、
23cのロードタイヤのようにパキンパキンに空気圧を張らないし、
荷も積むので、ハンドリングは重くなりがち。

それを想定して、低速ではハンドリングが軽く切れるよう、設計で味付けをしています。
このあたりは心遣いは既成のフレームではほぼ無いと思います。
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変速はリアのみ。
上ハンドルにバーコンでシフトを引きます。
頻繁に変速しない乗り方でなので、
フロントシングルで、最近は後ろワイドギアが充実していますので、
ひどい登りでも賄えるでしょう。
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ダウンチューブボトルボスは3つ。
メニーシングケージを搭載可能です。
上着や寝袋、雨具などスタッフサックに収まるものをこれでくくれますね。
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フロントバックサポーターで、スウィフトインダストリーズのフロントバックを支えます。

積載方法、前に比重を置く派、後ろに置く派。
人により別れますが、基本は前だと思っています。
バイクパッキング系の道具も色々あって面白いですが、
やはりフロントバック。これがストレスなしに安定的に使い勝手が良いです。
しっかりフロントキャリアとサポーターで支えれば確実です。

ランドナー系のフロントバッグはもっと活用しても良いんではないでしょうか。
フロントキャリアは輪行の時に特に邪魔にはなりません。

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今回、この自転車を制作して
改めて、ランドナータイプの自転車に乗りたいと思いました。
ゆったりと自力では特にスピードは出さずに、低く淡々と、、いつまでもペダルを回せるような。

今回は遠方のオーナー様。
当店をお選び頂きありがとうございました!

フレーム参考価格は、178,000円。
ダボ穴追加加工込み、になります。
宜しくお願いします。



2019年03月11日

キャノンデール ヘッドショック用ステム 作成

一昔前のキャノンデールMTBに組み込まれていたヘッドショックという機構。

フォークコラム部にサスペンション機構が入った、今では珍しいこのタイプ。
コラムに機構が入っているので、コラム径も特殊サイズ。

1インチ、オーバーサイズ(1 1/8inc) スーパーオーバー(1 1/4inc)とも違う、
39.6mm径。。太い!

この特殊自転車でハンドルをアップ!して、
マルチポジションバーで乗りたい、というスペシャルなご依頼ということで、
ステムを制作しました。


これが元のオリジナルのステム
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これが、ヘッドショックの入ったキャノンデール。
お客さんのものとは別の物ですが、同じモデル。
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突き出しが3センチちょっと、アップしたものを作りました。
コラムクランプのパイプは、特殊径なので先輩のところでご協力頂いて、旋盤加工でつくってもらいました。
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39.6mm。太い!
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たってますネ!
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ご依頼、ありがとうございます!!






2019年03月04日

ラック仕様に合わせて

我々はスチール素材、主にクロモリ材料でひとつひとつ
オーダーメイドでフレームを作っているので、
パイプ選択、寸法、仕様などかなり自由度は高いです。

オーダーを頂くときには、もちろんフロントフォークのみカーボン、といった選択もありますが、
往々にしてクロモリで作った方が良いことが多いです。
フレームフォークの実重量を気にされる方は除いて・・

フレーム・フォークセットの善し悪しの一つに、
重量やフィーリングのバランスがあり、これは結構大事です。
フレームを割とスタンダードなパイプで組んだ場合、カーボンフォークを挿すと、
後ろが重くて前が軽い、バランスの悪い状態になり、フィーリングにおいてもちぐはぐさが出ます。
コロンバスのスピリットなど激軽量でレーシーなパイプならまだバランスは良いですが。

あとはフォークのオフセットや肩下寸法。
これも市販のカーボンだと自由に選べません。
ステアリングの感覚に直に影響するので、これも作った方が利があります。
特にフレーム設計に無理が出がちな、
小さいサイズのフレーム、これは絶対にフォークは作った方が良いのは間違い有りません。

性能的なことの他、
ツーリング用途においては、ダボ穴の自由度の高さも魅力です。
フロントラック、サイドラック、それから最近であれば、ボトル穴を三つ使ったメニーシングケージ用のダボを付けることも出来ますね!

現在制作中のフレームから、その一例です。
自転車野郎のラック定番としてNITTOからその座を奪わんとするtubesのラック。

このメーカーのDuoというモデルなんですが、
通常フロントのサイドのラックは、剛性確保のため左右をブリッジでつないでいるか、
センターのフロントラックと連結していることが普通。

しかしこのラック、サイドラック単体でしかもブリッジなしですっきり見せることが売りのラック。
その代わりにフォーク足の外側と内側の両方から、ボルト留めする必要があるのですが、
通常の完成車のフォークには内側にダボは開いていないと思います。

手作りであれば、仕様は可能な物であれば自由にできます、というひとつの例でした。


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