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2019年07月29日

ガセットのところのヒビ

MTBのヘッドパイプとダウンチューブの接合部を補強するガセット。

形状や入れ方によっては、壊れやすいフレームになったり、ならなかったり。。

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ここ。
補強板、肉抜きしなくていいのに、
割れていますね。
それでダウンチューブ側にもしわが。
塗装を向いて見ますとしわが入って、変形していました。

このままだと多分フレームが壊れてしまうので、
古いガセットを外して、新しいものをいれます。

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とりあえず、1mm厚の鉄板、
これを板ベンダーにかけてダウンチューブの径に合わせ、曲げます。
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曲がりました。
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それをこんな形状に切削し、、
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ダウンチューブの弱い部分に当てます。
パッチみたいなもんですね。
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上記だけでもいいと思うのですが、
さらにヘッドパイプが変形しないように元のようにガセットを入れます。

ちなみに、昨今のMTBのこのダウンチューブとヘッドチューブ接合部分は
肩の広いフロントフォーク、またはフロントサスペンションと干渉しないように
ヘッドチューブ下端からある程度距離をとって、
ダウンチューブを接合しており、
その接合部からヘッドチューブ下端までの距離が長いことによる脆弱性を
補強するためにこのようなものが入っているデザインが一般的です。

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お待たせしました!

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2019年07月15日

ハンガー折れ

リアディレイラーのハンガー。

倒したり転んだりすると真っ先にダメージをうけるのがココ。

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スチールフレームであればめったに折れないですが、
アルミのハンガーはすぐに折れます。

とかげの尻尾切り、
スチールフレーム以外の今時のハンガーは基本的にリプレース式。

メーカーから同型の代え部品を用意しといて交換すればよいのですが、
過渡期のものは、ハンガーがアルミにもかかわらず、
リプレース式になっていない、という代物。

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なんとかなりました!


2019年07月11日

Tubesリアラックの改造

長期のツーリング、サイクリストには定番のTubesのラック。
スチールですが、薄くて軽いですね。
おそらくクロモリなのでしょうが、丈夫かどうかは、、不明です。

その改造依頼をいただきました。

実はこれは後ろ用ラック。
これを前に取り付けられるようにしました。
フロントフォークにもダボを追加しています。
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こんな感じで。前に装着できました。
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普通にサイドバックをつける、以外にも細工をしました。
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こんな風に普通にオルトリブのバックが引っ掛けられますが、
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こんなプラスチックのマウントをセッティングしておけば・・・
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小型のオルトリブバックがワンタッチでつけられます。
大きいサイドバッグが必要ないとき用、
ということでこの仕様になりました。
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プラスチック部分がワンタッチで、キャリア側のマウントにはまります。
本来はオルトリブのバッグに穴を開けてマウントを親バッグに設置し、
拡張サブバッグとして売られている商品ですが、直接キャリアにマウント。
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ARAYA マディフォックスをグレートジャーニー仕様にした一台、かっこいいですね!
インドラダックやパミール高原を旅されたそうです。

こういった改造も、承ります。
アイデアお持込、大歓迎!

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2019年07月06日

オールロード、グラベル系手組み

自転車のホイール、
購入する場合、スポーツバイクや、趣味の自転車の世界では、
完組み、それから手組みと2パターンあります。

説明するまでもないかも知れないですが、
ホイールのパーツ構成はハブ、スポーク、リムから組まれていますが、
ホイールメーカーが、メーカーが考える最適な組み合わせで、
最初から組んであるものが完組み。
反対にショップで相談しながら、
それぞれのパーツをあーだこーだいいながら選んで組むほうを手組み。

それぞれ、メリット、デメリットあるけど
特にロードの世界では完組みが圧倒的なシェアを占めているのが現状。
確かに「軽い」とか「硬い」とかのベクトルでは完組みの高性能のホイールには
手組みは及ばない。

だが、手組みにもたくさんいいところ、あるんですよ~

・壊れにくい・・・
通常、28ホール以上あるリムが多いし、
極端な軽量リムとか、体重ある人がリム選択間違えない限り、
スポーク数少なく、テンションをカンカンに張った完組みより間違いなく長持ちする。
体重75kgでカンパのユーラスなんか普段乗りに使ったら、そのうちスポーク飛ぶ・・

・組み方やテンションの自由度・・・
組み付けるスポークの交差数やテンションで、ホイールの特性を変えられる。
例えば、今のロード用完組みの前輪はほぼ例外なく(ディスクブレーキは別)ラジアル組みといって、
スポークが交差せず放射状に組まれているもの。
これで硬いリムにカンカンにテンション張ったら確かにサーキットホイールが出来上がる。。
でもよっぽどの技量がないと、レーシング0で下りを攻めるより、
6本取り(一般的なクロス組み)の手組みのほうが、安心して乗れるし
カーブにも躊躇無く入っていけるよね。

またワイドリムの流行でますますロード系の完組みホイールは
剛性過多の傾向。
長距離系のライダーなんかはベストな選択に思えないのだが、、

・リムを交換できる・・・
ヘビーユーザーの方、
雨の中乗ってしまうと、すごい勢いでシューとリムが削れていきます。
完組みメーカーでも補修用リムを用意しているところもありますが、、
手組みなら、汎用リムなので、次は何にしようかな~なんて悩むことも可能です。
ちなみに距離乗る方はハブ、耐久性のあるものにしたほうが良いですよ。
シマノのデュラエースハブはさすがだった。。何万キロ乗ったのかわかりませんが、
ベアリングも一回グリスアップしただけでほぼガタやゴリはなし。
リムも5回ぐらい組み替えましたが、材質が硬いのでスポーク穴の変形が少ない(普通のハブは変形する)
最終的にフランジが割れて、ご臨終しましたが、、よく長い間働いてくれました。


・パーツ選択の自由度・・・
今は完組み全盛なので、現状手に入るリムについて中々情報が無いんでしょうが、
オーソドックスなものから、個性的なリムまで結構あるんですよ。
後ほどグラベルやオールロード系に使えるリムを紹介したいと思います。

・愛着がわく・・・
パーツを選択するとき、多かれ少なかれ頭を悩ませると思います。
これが楽しいんですね。
そうやって出来たホイールには、ポチッた完組みより間違いなく愛着がわくのではないでしょうか?



リムはホイールを構成するパーツの中でも
キャラクターやスペックを決める重要な位置を占めるパーツ。
当店で扱いのあるメーカーの中から、
ちょい太めのタイヤや、ツーリング車やオールロード、グラベル系で使えるものをいくつか紹介。

ALEXRIMS CX30

日本でも多数代理店扱いがある大メーカー。
本国のホームページをみると、本当にラインナップ豊富。
日本にはいれていないモデルが多いので惜しいところ。

そのAREXRIMのグラベル、クロス系のCXシリーズの中でもかなり丈夫でがちっとしたリムがCX30。
ちょい重ですがスポークテンション高めで組むとその重さをあまり感じないシャープなホイールができますよ。
体重75kgの私が結構激しい林道下っても、なかなか振れません。
安心できます。
適応タイヤは28c~上くらい。

リム単価¥5000 リーズナブルですね。
オフロード系ではディスクブレーキ一色の今、リムブレーキ対応なのもうれしいところ。
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ALEXRIMS CX24

同じくALEXRIMSのCX24。
CX30よりリムハイトが低く軽量です。
普通の体格の人にはCX30より使いやすいかもしれませんね。
チューブレスレディ。
とはいえCX30の高剛性を踏襲。
こちらもリムブレーキ対応、ブレーキの当たり面も丁寧に切削されています。
ブレーキ、効きますよ~

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STAN'S GRAIL MK3

シーラント剤といえばここ、というくらい
チューブレス関係では有名なところですが、
リム、ホイールも面白いもの作っています。

このGRAIL MK3、リム幅が20mmちょっとあるにも関わらず、
重量が430gほど。軽いですね。
故に高いテンションで組むようなリムではありません。
というより硬ければいいというものではありませんし、
軽量でウィップに富んだフレームと相性がよいですね。
タイヤ幅も35c以上のボリュームのあるタイヤが楽しそう。
もちろんチューブレスレディ。ディスクブレーキオンリー。

ちなみにカーボンリムもラインナップ有、300g。。
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グランボア パピヨン

日本ランドナー界を根元からさ支える京都、I'sBicycleさんのグランボアリム。
その中でも主力のリムがこのパピヨン。
貴重なフレンチスタイルに似合う銀輪ですね。
もちろん、今風の自転車につけても面白い組み合わせだと思います。

ダブルウォール、両ハトメ付きとロープロファイルリムながら、強度はばっちり。
ハードなツーリングにもおすすめ。

おすすめはスペック重量は気にせず安心の36穴リムで8本取(スポークの組み方)でしっかり組む。
硬すぎず柔らかすぎずコシのあるいいホイールができますよ。
もちろん、リムブレーキ用。

650B、700cともに充実しています!
また、タンデム用に40穴なんて貴重なものも。。

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TNI CX22

昨今、ロードのワイドタイヤの流行で、タイヤメーカー各社から
25から28c相当のタイヤ、中には30c相当の幅を持ったロードタイヤを出していますね。
ビットリアですとか見ると結構面白そうなタイヤを持っています。

あとはドライコンディション用のシクロクロスタイヤ。
センター部分は大きいブロックパターンでなく、やすり目がメイン。
これらなんかもツーリングに使いやすそうです。
TufoのDry plus32なんか、安くていいですね。

いったんトラブルに見舞われると面倒ですが、
リム打ちパンクのリスクが少なく、低圧に落としやすいチューブラーという選択。
ここ一発!?の林道ツーリングに。

そんなシクロクロスや太目のロードチューブラーに使いやすいのがこのリム。
幅広でタイヤが強固に張りやすいです。
価格もTniらしく1本4200円とリーズナブル!

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いくつかご紹介しましたが、
手組ホイール、喜んで承ります!

ちなみに参考価格の例ですが、
仮にリムをTNIのCX22で組んだ場合、ハブはシマノの廉価ロードハブを選んだとして、、

リム・・¥4200x2
ハブ・・シマノHB-RS300, FH-RS300 ¥4500くらい
スポーク・・¥60x64くらい
工賃・・ペアで¥10000

合計¥26740と、抑えようと思えばこのくらいでできてしまいます。
キャラクター豊かなホイールが、このくらいでできてしまうと、良い選択だと思いませんか?

また、手組ホイール、
組んでから馴染むまで、多少時間がかかります。
具体的には最初乗り出し数百キロで初期振れがでるのが普通ですので、
地方発送も受けますが、お付き合いのあるメンテしてくれるショップさんがある方か、
直接お店に来ていただける方のほうがよいでしょう。(初期の振れ取りは無料です)

いかがでしょうか?


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