3月6日追記
当モデルの今後のフレームセット価格、仕様などに関してお問い合わせをいただいたので加えてご案内いたします。
価格に関して
・フレームセット ¥178,000(単色塗装込み)
仕様に関して
・ホイールサイズ・・・当記事の車体は24インチホイールですが、ある程度距離を延ばす、入手性の観点から今後は650b(32~42㎜幅程度)
・ブレーキ・・・ワイヤ取り回しなど観点から
基本はディスクブレーキを採用します。
・積載・・・長いヘッドチューブ周りの空間を生かして
積載スペースを作ります。
むろんアイデアがあればお持ち込み歓迎です。
・ハンドル・・・お好みですが、
トップチューブの長さは以下のような
ステムより手前に引く、マルチポジション的なハンドルと相性の良い長さにします。
NITTO B814VELO ORANGE crazy barNITTO B352・クランクの長さ・・・クランクの長さにより
シートの角度が変わってきます。
使い方や体格・体力に応じてアドバイスさせていただきます。
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先日のハンドメイドバイシクル展ではたくさんの人にお越しいただき、
声をかけて頂いて、本当にありがとうございました!
今年はなんか、、楽しかったなぁ。
出会いや再会も多かった。
同業の大先輩とも長話できたし、
前職で懇意にさせてもらっていたお客さんも来てくれたし 涙
あとは今回出展した一台のオーナーさんも、
2日間もブースに立ってくれて。
本当に感謝です!!
ちょっと前にフレームのみご紹介しましたが、
自転車の形になっていますので改めて。
今回、オーナーさんはこの自転車について
思想、目的、用途、理屈など多くの観点から、
詳しい案内書を作ってくれましたので、
掲載の許可が下りましたら折を見てアップしようと思いますが、
まずは概要です。
【概要、雑感】
今では壮年のオーナーさんですが、
若いころからドロップハンドルのツーリング車やレーサーが嫌いで(体を鍛えなくては楽しく乗れない)
どのような自転車が自身に向いているか長年にわたって考えてきました。
そこで独自の自転車研究をされている
輪行菩薩様とある程度発想が平行している、またその方が唱えているショートクランク理論を参考にされ、
設計をもってこられました。
背中をほぼまっすぐに立て、視界は広く。
寝かしたシートからは前に軽く押し出すようにペダリング。
短いクランクは脚の可動域も小さく済み、ちょっとした登りも軽く走ります。
止まった時の足つきも良好で、転倒の危険も少ないですね。
乗ってみて感じましたが、
特にトレーニングをしない、あるいはできない、
体もスピードを出さずに視界良好にポタリングするには確かにいいな、と感じます。
す~っと走ります。
オーナーさんは中高年向き、と説明に謳っていますが、
独特というか、ある種ママチャリに近いフォームはスポーツ基体の自転車と違った楽しみがあります。
なので、体が弱い、中高年に限らず
オープンな視界で軽く走れるこの自転車はけっこう楽しめるのではないでしょうか?
制作側としては、こういった車体はあまり例のない車体なので、
もっと改良すべき点はあるのでしょうが、
ひとつこんなジャンルがあっても
とっても楽しいのではないのでしょうか?




