2020年04月27日
2020年04月27日
2枚肩 カスタムフォーク
2枚肩カスタムフォーク。
こちらは現在制作中のフレームセット分のフォークですが、
もちろん単体でも承ります!
フラットマウントタイプのブレーキキャリパー対応。
ベンドフォークなのでフラットには絶対ならないのでフラットマウントと呼んでいいのか 笑
まあ、シマノのロード系油圧ブレーキがほぼほぼフラットマウント規格なので
対応せざるを得ないのですが、
このフラットマウントというやつ、フレーム製造側としてはすこぶる加工性が悪い。。
よって世界中のビルダー見ても、フラットマウントを採用する場合は
リアは作るにしても、フロントフォークは元から台座がついているカーボンフォークを選択する場合が多い。
そっちのほうが楽だから。
せっかくのカスタムフレームなのにフォークカーボンなぁ。。もったいない。


二枚肩、存在感ありますね。重いですが

ダイナモから出力される電気のコードが入る穴。

それが出る穴。
そしてそのコードはキャリアを伝って、泥除け上に設置したライトまで通電します。

ブレーキのケーブルは肩の穴からフォーク足内部を通って、ブレーキまで。

結構大変なつくりですね、疲れました 汗
ご検討ください!

こちらは現在制作中のフレームセット分のフォークですが、
もちろん単体でも承ります!
フラットマウントタイプのブレーキキャリパー対応。
ベンドフォークなのでフラットには絶対ならないのでフラットマウントと呼んでいいのか 笑
まあ、シマノのロード系油圧ブレーキがほぼほぼフラットマウント規格なので
対応せざるを得ないのですが、
このフラットマウントというやつ、フレーム製造側としてはすこぶる加工性が悪い。。
よって世界中のビルダー見ても、フラットマウントを採用する場合は
リアは作るにしても、フロントフォークは元から台座がついているカーボンフォークを選択する場合が多い。
そっちのほうが楽だから。
せっかくのカスタムフレームなのにフォークカーボンなぁ。。もったいない。


二枚肩、存在感ありますね。重いですが

ダイナモから出力される電気のコードが入る穴。

それが出る穴。
そしてそのコードはキャリアを伝って、泥除け上に設置したライトまで通電します。

ブレーキのケーブルは肩の穴からフォーク足内部を通って、ブレーキまで。

結構大変なつくりですね、疲れました 汗
ご検討ください!

2020年04月23日
パナ ピストCS差し替え
落車の際にチェーンステーに入ってしまったクラック。
チェーンステーを差し替えてほしいとのご依頼。
パナソニックのピストレーサー。
パイプはカイセイの8630R。

わかりづらいですが2㎝ほどのクラックが入っています。

実は他にも現在カイセイの8630Rを使用した、
そちらはロードバイクですが、身長195㎝の方がのっているロード。
ダウンとトップチューブがぽっきり折れていました。
8630R は通常のクロモリと違いニッケルが添加されているもの。
靭性、粘りがすくないドライなフィーリングのパイプ。
靭性が無く結構な薄いパイプで、身長が195㎝あって体重もそれなりにある方が乗る大きいフレームの材料としては
破損のリスクが高い材料でもあります。
パナソニックはオーダー品ですが、
これをアレンジしたショップさん、こういうリスクをわかっているんでしょうか。
クロモリ イコール 壊れない 永久的なものは間違いです。
軽量パイプを適正でない場合に使用すると、非常に壊れやすい場合があります。
引っこ抜きました!

新しいパイプを入れます。
今回は丈夫なカイセイ022を新しく入れます。

今回は当店での部分塗装。
仕上がりは全塗装の方が断然良いですが、
調色しやすい色の場合、このくらいレベルで仕上げられます。
チェーンステー差し替え ¥25000
部分塗装 ¥8000
上記参考価格(税抜)
破損フレーム修理 ご検討ください!


チェーンステーを差し替えてほしいとのご依頼。
パナソニックのピストレーサー。
パイプはカイセイの8630R。

わかりづらいですが2㎝ほどのクラックが入っています。

実は他にも現在カイセイの8630Rを使用した、
そちらはロードバイクですが、身長195㎝の方がのっているロード。
ダウンとトップチューブがぽっきり折れていました。
8630R は通常のクロモリと違いニッケルが添加されているもの。
靭性、粘りがすくないドライなフィーリングのパイプ。
靭性が無く結構な薄いパイプで、身長が195㎝あって体重もそれなりにある方が乗る大きいフレームの材料としては
破損のリスクが高い材料でもあります。
パナソニックはオーダー品ですが、
これをアレンジしたショップさん、こういうリスクをわかっているんでしょうか。
クロモリ イコール 壊れない 永久的なものは間違いです。
軽量パイプを適正でない場合に使用すると、非常に壊れやすい場合があります。
引っこ抜きました!

新しいパイプを入れます。
今回は丈夫なカイセイ022を新しく入れます。

今回は当店での部分塗装。
仕上がりは全塗装の方が断然良いですが、
調色しやすい色の場合、このくらいレベルで仕上げられます。
チェーンステー差し替え ¥25000
部分塗装 ¥8000
上記参考価格(税抜)
破損フレーム修理 ご検討ください!


2020年04月18日
ミヤタ ルマン フォーク周り改造 スポルティーフプラス??
ミヤタ ルマン。
往年のマスプロスポルティーフ。
ある自転車好きの車体です。
この車体に泥除けは外し、最大700 x 41cのタイヤを履かせて、
グラベルバイク、オフロードツーリング車の様態となっていますね。
元は27 1 1/8インチというタイヤ、ホイールサイズのフレーム。
ホイール径はスポーツ用でメインの700cより数ミリ大きいくらい。
それをオリジナルより少し径の小さい700cに換装することで、
少しでもタイヤボリュームをアップを狙う(選択肢も多い)
ロードプラスならぬ、さしずめスポルティーフ+ ??

元が27インチのフレームであれば、ブレーキ位置の関係で、
700c化しやすい。
乗らせてもらうと、程よくしなるフレームとボリュームのあるタイヤが感じがよく、
砂利道、林道でも食いつくよな走りが楽しめそうです。
そんな、ミヤタ ルマンに今回はこんな改造。
元はスレッド式のコラム。
林道の下り、、さすがに首の細いクイルステムは怖いな~

これをスレッドレス。アヘッド用ステムがつくようにコラムを接ぎなおしのうえ、延長です。
1インチとは言え、剛性・堅牢性アップを狙えるのではないでしょうか??

フォーク足にはトリプルダボ。
大きいケージがつけられます。

旧車の、
それも元とは使用状況前提をひっくり返すようなカスタム。
できることはお手伝いいたします!
お問い合わせください。
往年のマスプロスポルティーフ。
ある自転車好きの車体です。
この車体に泥除けは外し、最大700 x 41cのタイヤを履かせて、
グラベルバイク、オフロードツーリング車の様態となっていますね。
元は27 1 1/8インチというタイヤ、ホイールサイズのフレーム。
ホイール径はスポーツ用でメインの700cより数ミリ大きいくらい。
それをオリジナルより少し径の小さい700cに換装することで、
少しでもタイヤボリュームをアップを狙う(選択肢も多い)
ロードプラスならぬ、さしずめスポルティーフ+ ??

元が27インチのフレームであれば、ブレーキ位置の関係で、
700c化しやすい。
乗らせてもらうと、程よくしなるフレームとボリュームのあるタイヤが感じがよく、
砂利道、林道でも食いつくよな走りが楽しめそうです。
そんな、ミヤタ ルマンに今回はこんな改造。
元はスレッド式のコラム。
林道の下り、、さすがに首の細いクイルステムは怖いな~

これをスレッドレス。アヘッド用ステムがつくようにコラムを接ぎなおしのうえ、延長です。
1インチとは言え、剛性・堅牢性アップを狙えるのではないでしょうか??

フォーク足にはトリプルダボ。
大きいケージがつけられます。

旧車の、
それも元とは使用状況前提をひっくり返すようなカスタム。
できることはお手伝いいたします!
お問い合わせください。
2020年04月18日
谷津 改め 上総 レビュー3 と2号機
グラベルグラインダー 上総のサンプルを作って、何度か乗ってレビューした上で、2号機を制作。
これから塗装ですね。
谷津 改め 上総 レビュー1と、谷津 改め 上総 レビュー2に関しては、
登りと下りといった状況目線で、設計寸法に関して感じたこと、設計したうえで留意した点を書きました。
今回はもう少し、全体的に、ここはというポイントです。
・フォーク
まず、FOXの40㎜トラベルといったちょっと特異な(海外だとグラベル需要が大きいのでこういったものもどんどん出してほしいですね)フロントサスペンション。
このフロントサスと、一般的なグラベル系リジッドフォーク、
例えばカーボンだとENVEのCROSS DISC FORKや、
ColumbusのFutura Crossと状況、遊び方に応じて入れ替えて使っても、
狙っていたジオメトリが大きく崩れることなく、どちらでも気持ちよく乗れるように設計しています。
あまり考えられていないフレームだと変なハンドリングになったり、挙動がおかしくなったりします。
・ドロップハンドル
上総はグラベルグラインダー、MTBじゃありません。
ドロップハンドルが前提です。
ハンドルの切れ方、ステアリングのフィーリングは最適化しています。
具体的にはヘッド角や、フォークの設計寸法ですが。
ちょっと前の26インチMTBをドロップ化してグラベル遊びしている方、結構いらっしゃいますね。
あれはあれで面白い遊び方だなと思います。
ただ、そういうセッティングで、セミファットに近いタイヤだと往々にしてハンドルが重くなる。
カーブしようとアクションすると、1テンポ遅れる。
カーブから真っすぐに車体を立てようとすると、また1テンポ遅れる。
そんな感じでステアリングが重く感じることで、バイク全体が重く感じる。
基本的にMTBはフラットバーやライザーバーで発展してきたものだと思うので、そうなりますよね。
上総はロード+の2インチ近いタイヤを履いてドロップハンドルをつけても、シャープさを失いません。
(逆に上総にフラットバーをつけると、えらく不安定に感じるはず)
・パイプ
イタリアの歴史ある老舗チューブメーカー、コロンバスのZONAを使用しています。
コロンバスの中でのZONAの位置づけは、
堅牢性を犠牲せずに軽量、MTBからロードまで多目的に使用できるパイプです。
また焼き入れはしていないので、破断もしづらいです。
クロモリでも少し柔らかめの材料で、
ソリッドなフィーリングのロードバイクを作るときは好みではありませんが、
オフロード寄りのフレームを作る場合は、良いフィーリングのパイプです。
使用する径はトップチューブは31.8㎜径、ダウンチューブは38㎜径
(ちなみにオーソドックスなロードだと、トップ25.4㎜でダウンが28.6㎜)
大径パイプによる安心感と、この径でも高すぎない剛性のZONAが今のところ良い感じです。
------------------------------------------------------------------
上総2号機、塗装したら試乗車になる予定。
1号機をテストした結果、BB下がりを60mm→65㎜と少し下げて、ヘッド角を少し寝かせました。
舗装路を距離伸ばす場合をちょっとだけ重視して、少しアレンジです。

衝撃からヘッドパイプを守るためのガセット。

シートを保護するためのブリッジ。

12㎜スルーアクスル、142㎜幅エンドです。

フラットマウントDISCブレーキ

左からリアメカ用、ドロッパーポスト用、リアブレーキ用。
ケーブルルーチンは、ご希望があれば他にもいろんなルーチンがあるので、
ご相談ください。

仕様予定のコロンバス FuturaCross。

実はこのフォーク、面白い仕掛けがしてありまして、
オフセットを変更するために、エンドのアクスルを通す部分がフリップする仕組みになっています。
これにより、オフセット47㎜と52㎜両方好みに応じて使用することができるんですね。
二通りのバイクコントール感が選択できるわけです。
47㎜

52㎜

今回の車体は試乗車としてご用意する予定です、
もうしばらくお待ちください!
これから塗装ですね。
谷津 改め 上総 レビュー1と、谷津 改め 上総 レビュー2に関しては、
登りと下りといった状況目線で、設計寸法に関して感じたこと、設計したうえで留意した点を書きました。
今回はもう少し、全体的に、ここはというポイントです。
・フォーク
まず、FOXの40㎜トラベルといったちょっと特異な(海外だとグラベル需要が大きいのでこういったものもどんどん出してほしいですね)フロントサスペンション。
このフロントサスと、一般的なグラベル系リジッドフォーク、
例えばカーボンだとENVEのCROSS DISC FORKや、
ColumbusのFutura Crossと状況、遊び方に応じて入れ替えて使っても、
狙っていたジオメトリが大きく崩れることなく、どちらでも気持ちよく乗れるように設計しています。
あまり考えられていないフレームだと変なハンドリングになったり、挙動がおかしくなったりします。
・ドロップハンドル
上総はグラベルグラインダー、MTBじゃありません。
ドロップハンドルが前提です。
ハンドルの切れ方、ステアリングのフィーリングは最適化しています。
具体的にはヘッド角や、フォークの設計寸法ですが。
ちょっと前の26インチMTBをドロップ化してグラベル遊びしている方、結構いらっしゃいますね。
あれはあれで面白い遊び方だなと思います。
ただ、そういうセッティングで、セミファットに近いタイヤだと往々にしてハンドルが重くなる。
カーブしようとアクションすると、1テンポ遅れる。
カーブから真っすぐに車体を立てようとすると、また1テンポ遅れる。
そんな感じでステアリングが重く感じることで、バイク全体が重く感じる。
基本的にMTBはフラットバーやライザーバーで発展してきたものだと思うので、そうなりますよね。
上総はロード+の2インチ近いタイヤを履いてドロップハンドルをつけても、シャープさを失いません。
(逆に上総にフラットバーをつけると、えらく不安定に感じるはず)
・パイプ
イタリアの歴史ある老舗チューブメーカー、コロンバスのZONAを使用しています。
コロンバスの中でのZONAの位置づけは、
堅牢性を犠牲せずに軽量、MTBからロードまで多目的に使用できるパイプです。
また焼き入れはしていないので、破断もしづらいです。
クロモリでも少し柔らかめの材料で、
ソリッドなフィーリングのロードバイクを作るときは好みではありませんが、
オフロード寄りのフレームを作る場合は、良いフィーリングのパイプです。
使用する径はトップチューブは31.8㎜径、ダウンチューブは38㎜径
(ちなみにオーソドックスなロードだと、トップ25.4㎜でダウンが28.6㎜)
大径パイプによる安心感と、この径でも高すぎない剛性のZONAが今のところ良い感じです。
------------------------------------------------------------------
上総2号機、塗装したら試乗車になる予定。
1号機をテストした結果、BB下がりを60mm→65㎜と少し下げて、ヘッド角を少し寝かせました。
舗装路を距離伸ばす場合をちょっとだけ重視して、少しアレンジです。

衝撃からヘッドパイプを守るためのガセット。

シートを保護するためのブリッジ。

12㎜スルーアクスル、142㎜幅エンドです。

フラットマウントDISCブレーキ

左からリアメカ用、ドロッパーポスト用、リアブレーキ用。
ケーブルルーチンは、ご希望があれば他にもいろんなルーチンがあるので、
ご相談ください。

仕様予定のコロンバス FuturaCross。

実はこのフォーク、面白い仕掛けがしてありまして、
オフセットを変更するために、エンドのアクスルを通す部分がフリップする仕組みになっています。
これにより、オフセット47㎜と52㎜両方好みに応じて使用することができるんですね。
二通りのバイクコントール感が選択できるわけです。
47㎜

52㎜

今回の車体は試乗車としてご用意する予定です、
もうしばらくお待ちください!
2020年04月03日
QUIET
ちょっとした日帰りから数日のツーリング。
グラベルや林道遊びまでこなすオールロードモデル、QUIETの納品です。
お待たせを致しました!



フロントフォークはしゅーっと滑らかに路面をトレースするスムースなベントフォーク。
ご要望により先々サイドラックがつけられるよう、ダボ穴・アイレット付きです。

フロントラックも制作させていただきました。
フロントバッグを載せるだけでなく、ロープワークが使いやすいようにフック付き。
このような小ラックは、フレームを注文していただいた方に限り、¥12000(メッキ代込み)でおつくり致します。

ブレーキはVブレーキ仕様。
もちろんディスクブレーキもOK。フラットマウント、ISO各種、
エンド使用に関してもクイックレリース仕様、スルーアクスル仕様など色々ございますのでご要望をお聞かせください。
フラットマウントディスクブレーキ制作風景はこちら!

QUIETで使用するパイプは基本的にTANGEのプレステージ、もしくはチャンピオングレードになります。
一口にクロモリパイプといってもその特性と種類のバリエーションは多いんです。
薄い部分が0.35㎜で大口径のキンキンのパイプから、しっとりしなやかな乗り味のもの。
4サイドバッグ積載で世界旅行に使うような頑丈で肉厚なパイプまで、
本当にいろいろ。
ハンドメイドのビルダーはパイプの特性を理解し、ライダーに最適な図面を引きます。
そこは既成のフレームでは絶対にできないこと。
既成のフレームよりは高価にはなってしまいますが、喜んでいただける自信がございます(*^_^*)
QUIETでいえば、スポット的に林道やグラベル遊びをするのであれば
剛性の高いプレステージ。
どちらかというと、ロングライドがメインでその途中で、どこか面白そうなエリアに少し踏み込んでいく、的な乗り方であれば、
チャンピオングレード。
パイプに関してどっちかを選んだからそれしかできないQUIETではありませんが、
お話を聞いた上で、最適な材料をご提案します。

フレームセット価格は¥168000(税抜)
ダボ穴をこことあそこに追加したい、Di2のコードやハブダイナモコードを内装したい等々ご相談ください。
追加料金をいただきますが、ご要望お伺いします!


こちらのオーナー様、私の愛す千葉の方、いつか一緒に走れたらよいですね!
ありがとうございます!
グラベルや林道遊びまでこなすオールロードモデル、QUIETの納品です。
お待たせを致しました!



フロントフォークはしゅーっと滑らかに路面をトレースするスムースなベントフォーク。
ご要望により先々サイドラックがつけられるよう、ダボ穴・アイレット付きです。

フロントラックも制作させていただきました。
フロントバッグを載せるだけでなく、ロープワークが使いやすいようにフック付き。
このような小ラックは、フレームを注文していただいた方に限り、¥12000(メッキ代込み)でおつくり致します。

ブレーキはVブレーキ仕様。
もちろんディスクブレーキもOK。フラットマウント、ISO各種、
エンド使用に関してもクイックレリース仕様、スルーアクスル仕様など色々ございますのでご要望をお聞かせください。
フラットマウントディスクブレーキ制作風景はこちら!

QUIETで使用するパイプは基本的にTANGEのプレステージ、もしくはチャンピオングレードになります。
一口にクロモリパイプといってもその特性と種類のバリエーションは多いんです。
薄い部分が0.35㎜で大口径のキンキンのパイプから、しっとりしなやかな乗り味のもの。
4サイドバッグ積載で世界旅行に使うような頑丈で肉厚なパイプまで、
本当にいろいろ。
ハンドメイドのビルダーはパイプの特性を理解し、ライダーに最適な図面を引きます。
そこは既成のフレームでは絶対にできないこと。
既成のフレームよりは高価にはなってしまいますが、喜んでいただける自信がございます(*^_^*)
QUIETでいえば、スポット的に林道やグラベル遊びをするのであれば
剛性の高いプレステージ。
どちらかというと、ロングライドがメインでその途中で、どこか面白そうなエリアに少し踏み込んでいく、的な乗り方であれば、
チャンピオングレード。
パイプに関してどっちかを選んだからそれしかできないQUIETではありませんが、
お話を聞いた上で、最適な材料をご提案します。

フレームセット価格は¥168000(税抜)
ダボ穴をこことあそこに追加したい、Di2のコードやハブダイナモコードを内装したい等々ご相談ください。
追加料金をいただきますが、ご要望お伺いします!


こちらのオーナー様、私の愛す千葉の方、いつか一緒に走れたらよいですね!
ありがとうございます!
2020年04月03日
フラットマウント 制作の一コマ
フラットマウントのディスクブレーキ。
フレーム制作中の一コマ、こんな風に作っていきます。
何かを作る際に、同じ要件でも制作方法、そこに至るまでの過程はいろいろ違うと思います。
コスト、手間、将来性、どの方法が材料に負担をかけないか、精度を出しやすいか、一番いいのかなと考えます。
私も色々と試しますが、今回はこんな方法。
CADで絵を書き、6㎜mの鉄板をレーザーでカット。

ローターからブレーキキャリパーまでの横方向の距離を合わせて台座を付ける必要があるので、
台座が収まる位置をフライスでザグリ。

治具でセット。ロウ付けします。

つきました。

現物で必ず確認。

ブレーキホースのルートィング。
今回はステーの中を通します。
穴をあけて、補強パイプを突っ込んでロー付け。
ちなみに先ほどのエンドとは変わり、こっちは12㎜スルーバージョン。

付きました。

要らない部分を削り除去して、
こんな感じかな?!

こんな感じでフレームの一部が作られていきます。
ブレーキタイプも様々なものに対応できるよう日々頑張っております!
こんな仕様でフレームを作りたいんだけど、、、
ご相談ください!
フレーム制作中の一コマ、こんな風に作っていきます。
何かを作る際に、同じ要件でも制作方法、そこに至るまでの過程はいろいろ違うと思います。
コスト、手間、将来性、どの方法が材料に負担をかけないか、精度を出しやすいか、一番いいのかなと考えます。
私も色々と試しますが、今回はこんな方法。
CADで絵を書き、6㎜mの鉄板をレーザーでカット。

ローターからブレーキキャリパーまでの横方向の距離を合わせて台座を付ける必要があるので、
台座が収まる位置をフライスでザグリ。

治具でセット。ロウ付けします。

つきました。

現物で必ず確認。

ブレーキホースのルートィング。
今回はステーの中を通します。
穴をあけて、補強パイプを突っ込んでロー付け。
ちなみに先ほどのエンドとは変わり、こっちは12㎜スルーバージョン。

付きました。

要らない部分を削り除去して、
こんな感じかな?!

こんな感じでフレームの一部が作られていきます。
ブレーキタイプも様々なものに対応できるよう日々頑張っております!
こんな仕様でフレームを作りたいんだけど、、、
ご相談ください!